Return to site

傾聴は世界を救う!

進化型傾聴への道〜傾聴が関係性を進化させる

· 傾聴

うなづき、あいずち、くりかえし・・・

よく言われている「傾聴」のスキル三点セットだ。ビジネスコーチングの研修などで耳にしたことがある人は多いだろう。

こうしたスキルは、踊りで言えば、振り付け、にあたる部分かもしれない。

つまり、「内面でどんなことが起きていると、そのしぐさや動きを「否応なしに」してしまうのか、だ。

ここが、「傾聴」の本質である。

そうでない限りは、魂の入っていない仏像と同じだ。

そして、「傾聴」とは、世界と出会っていくための「窓」そのものである。

私自身は30半ばを過ぎて初めて傾聴と出会った。

見よう見まねで夢中になっていろんな人を傾聴し、初めて「人」と出会った、と感じた。

相手の言っている事柄そのもの以上に、それを語っているその人の内側で起きていること。

 

気持ち、感情、ちょっとした痛みや愚痴の裏側にある、叶えられたがっている願い、情熱。

そんなことに意識を向け、それを自分の内側で・・まるでメディアを入れたプレイヤーのように再生する。共に同じ世界を体験する、味わう。

相手の世界を共に体験しているのを、遠くから観察している視点・・あたかも、人の世を慈しみ眺める菩薩のような目をもちながら。

こんなふうに他者と出会う感覚は、時間も空間も超える。

アスリートの世界でゾーンとかフローと表現されてきた感覚だ。それが傾聴の場に起きてくる。ある種至福の時間だ。

人は誰しもが成長に向かう道のりを歩む存在であるということ。

善悪や優劣、文化の違いなどといった価値観を超え、

そこにはただ貴い命のプロセスがあるだけだということ。

違いを理解はできなかったとしても、命と命というもっと根源的でベーシックな次元で、

人と人は深くつながり、手を握り合うことができるのだということ。

・・・深い傾聴の場では、実感をともなってそれらのことを「知る」ようになる。言語を超えて。

ラディカルトラスト・・人間に対する絶対的な信頼感、という表現が近いのかもしれない・・を得ることができる。

 

そんなコミュニケーションの場からは、闘争や競争ではなく、共感に基づいた共創であり、ポジティブな何かが生み出されてくる。

「傾聴」の「聴」の字にあるように、目や耳や心、体感覚も含めて相手の世界に身を委ね開いていく。

こんな傾聴を世界の人たちが体得してゆくことができたら・・

そこには、人間への信頼感が当たり前の背景となっているような、今よりもずっと平和な世の中があるに違いない。それがおそらく、関係性の進化だ。

そう、傾聴は人の繋がり方を進化させ、世界を救う鍵になりえるのだ!

7.14. 2018 Written by Kayoko Tamari

All Posts
×

Almost done…

We just sent you an email. Please click the link in the email to confirm your subscription!

OKSubscriptions powered by Strikingly